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突発性難聴と診断された妻

公開日: : 最終更新日:2014/07/02 感動する話, 泣ける話

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昨年、突発性難聴と診断された妻。
病院に通って服薬治療を続けてきた妻だったが、とうとう先週「このままの聴力で安定して行くでしょう。」と言われて帰って来た。

きっとショック受けてんだろうなーと家に帰ったが、いつも通りのあっけらかんとした妻だった。
「私、手話覚えるしかないかなー。」なんて笑いながら話してた。(静かな場所であれば、響く様な感じだが聞き取れるし話せる程度)

夜子供が寝た後に、これから必要になるかも…?と、二人でゴロゴロしながら筆談をしてみた。

最初は他愛もない話だったんだが、いきなり妻が
「ごめんね。辛くなったらいつでも言ってね?私こんなんになっちゃって、いつでも離婚しても良いと思ってるよ。」
って書いた。

つい大きな声で
「お前離婚したいのか?!耳が聞こえない位で離婚するわけないだろ!バカか!」
って言ってしまった。

妻はかぼそい声で
「出来る事、一生懸命やるから、頑張るから捨てないでね…」
って泣いた。

妻がこの件で初めて泣いたのを見て、俺も泣いた。ずっと我慢してたんだって。
不安だったろうな、辛かったろうな…。

抱き合って泣いてる俺達にびっくりして起きてしまった2歳の娘が、
「おか〜しゃん おと〜しゃん 泣かないの ヨチヨチ」
ってしてくれた。

この温かい家族をこれからも俺が守って行こうと思ったよ。

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