がむしゃらだった、初恋 すべてを捧げた泣ける話
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学生の頃、大好きだった人がいました。好きで、好きで、好きで。17歳から、22歳まで。5年間、彼のことだけを考えて生きていました。
でも、大学卒業後、うまく就職ができなかった彼。フリーターというよりほぼニートのようになってしまって、生活も自堕落になっていってしまいました。
私はそれでも、彼のことが大好きで、好きで好きで好きで……仕方がありませんでした。初めての恋、初めてのキス、初めての……すべての初めてを、彼としたんです。
彼もわたしを愛してくれていたとは思います。でも、付き合いが長くなるにつれて、彼はわたしを当たり前の存在として、大切にしなくなりました。
親友にも付き合うのを止められ……。「人に心配をかけるような恋なら、しないほうがいい。」と言われました。
大好きだけど、愛してるけど、一緒にいてもお互いのためにならない。別れようとついに決心し、私は、はじめて彼に「さようなら」を言いました。涙が止まりませんでした。
あれから十年が経ちました。先日、駅で偶然にも再会したんです。運命かと思いました。いま、どうしてるの?あのときは……など、ぽつりぽつりと思い出を話しました。
彼が、「あのときは、俺が悪かった。愛してたことは、本当だから……。」と泣きそうになりながら言ってくれました。彼には、もう奥さんも、子どももいるそうです。もう、戻れない、私のおさない恋。一番きれいな私を、きっとぜんぶ捧げた人。結ばれることはなかったけど、ずっと彼のことは大切に思いながら、生きていくと思います。
【30代 女性】
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